2025.10.30住宅・不動産
「KOHKEN REALTY MONTHLY REPORT マンション編ーマーケットレポート2025年10月号」にて、2025年9月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。会員様・関係各社様のダウンロードはこちら。
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【2025年9月の首都圏分譲マンション市場動向 全体概要】
9月の供給は166物件・2,416戸。「武蔵小杉」のタワー物件が市場牽引も前年同月に届かず、3カ月ぶり減。平均価格・平均坪単価は+30%前後上昇。価格高騰で歩留まりは大きく低下。
■供給戸数:2,416戸。前年同月(2,626戸)に比べ▲8.0%の減少。3カ月ぶりに前年同月を下回った。当月の新規発売物件の供給戸数は1,022戸で、前年同月(1,170戸)に比べ▲12.6%の減少。3カ月ぶりに前年同月を下回った。エリア別の供給戸数は、都下(307戸/+12.9%)、神奈川県(988戸/+31.7%)で大幅に増加。一方で、東京23区(723戸/▲18.7%)、埼玉県(255戸/▲50.8%)、千葉県(143戸/▲26.7%)では大幅に減少した。
■平均契約率:67.3%。4カ月ぶりに70%を下回った。前年同月比(74.3%)では▲5.9ポイント低下した。エリア別では、神奈川県(78.1%/+1.8pt)が70%以上。一方で、東京23区(62.7%/▲5.4pt)、都下(59.6%/▲8.8pt)、埼玉県(52.5%/▲34.0pt)、千葉県(59.4%/▲12.9pt)では70%を下回った。
■平均価格:9,790万円。前年同月(7,342万円)に比べ+33.3%の大幅上昇。2カ月ぶりに前年同月を上回った。全エリアで上昇した。内訳は、東京23区(13,572万円/+36.1%)、都下(7,361万円/+31.2%)、神奈川県(8,941万円/+26.3%)、埼玉県(7,498万円/+52.7%)、千葉県(5,840万円/+10.8%)。
■平均面積:67.48㎡。前年同月(64.63㎡)に比べ+4.4%の拡大。全エリアで拡大した。内訳は、東京23区(65.98㎡/+1.7%)、都下(66.84㎡/+12.8%)、神奈川県(67.40㎡/+1.2%)、埼玉県(70.03㎡/+12.7%)、千葉県(72.54㎡/+3.6%)。
■平均坪単価:@479.6万円/坪。前年同月(@375.6万円/坪)に比べ+27.7%の大幅上昇。5カ月連続で前年同月を上回っている。全エリアで上昇した。内訳は、東京23区(@680.0万円/坪/+33.8%)、都下(364.1万円/坪/+16.4%)、神奈川県(@438.5万円/坪/+24.8%)、埼玉県(@353.9万円/坪/+35.5%)、千葉県(@266.1万円/坪/+6.9%)。
エリア別概要などの詳細は下記、不動産統計資料ページでもご確認いただけます(随時更新)。
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【マーケットレポート 2025年10月号 その他の掲載内容】
■注目物件頁「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」:武蔵小杉最大級の再開発プロジェクトとなる、地上50階建てのツインタワー物件。好調なスタート。
■特集頁「新規発売物件の歩留まり率」:「歩留まり率」(契約戸数/来場者数)を取り上げる。2024年9月~2025年8月末(1年間)に新規発売された物件(一括掲載物件含む)のうち、来場者数が記載されている物件を集計対象とした。歩留まり率20%以上の新規発売物件リストも掲載。
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