市場データ

首都圏建売住宅市場動向(2022年)

2022年4月

【2022年4月の建売住宅市況】

供給状況

2022年4月に供給された建売住宅は74物件559棟。
前月3月(59物件・403棟)に対して物件数は+25.4%、棟数は+38.7%の大幅な増加となっている。
前年同月(2021年7月、68物件485棟)と比較しても、棟数は+15.3%の増加となっている。
東京都と神奈川県で30棟前後以上の拾遺物件が3物件補足されたことが影響している。

都県別では、東京都が262棟、神奈川県が53棟、埼玉県が132棟、千葉県が112棟。
前年同月と比較すると、東京都が+33.7%、神奈川県が+89.3%、埼玉県が+6.5%、千葉県が▲18.2%。東京都と神奈川県で大きく増加しており、特にもともと供給が少ない神奈川県で増加している(拾遺物件の「グレーシアライフ上麻生(29棟)」が押し上げている)。千葉県では減少している。
都県別の供給割合(棟数ベース)は、東京都が46.9%、神奈川県が9.5%、埼玉県が23.6%、千葉県が20.0%となっている。

東京都では、新規物件の供給が中心となっており、拾遺物件の補足は少ない。新規物件では、飯田産業、東栄住宅、中央住宅等が中心。拾遺物件は兼六土地建物、トーセイ、アグレ都市デザイン等が中心。
神奈川県も新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件はアーネストワンが中心。拾遺物件は相鉄不動産。
埼玉県も、新規物件が中心で、拾遺物件は少ない。新規物件は飯田産業、一建設、アーネストワンが中心。拾遺物件は中央住宅、東栄住宅。
千葉県は新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件は飯田産業、三菱地所レジデンス、等。拾遺物件は中央グリーン開発、東栄住宅。

 

(都県別最多平均ライン:4月)

 東京都:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格4,000万円台、5,000万円台
 神奈川県:土地125~149㎡ 建物90~99㎡  価格4,000万円台
 埼玉県:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格4,000万円台

 千葉県:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格4,000万円台

 

 

契約状況

2022年4月の月間契約率は56.4%。前月3月(68.2%)から▲11.8ポイントの低下。前年同月(54.4%)と比較すると+2.0ポイントで、前年同期並みの契約率を確保している。

都県別の契約率をみると、東京都は61.5%(前年同月66.3%)、神奈川県は73.6%(同35.7%)、埼玉県は37.1%(同46.0%)、千葉県は58.9%(同48.9%)となっている。
東京都が60%台で前年同期並みの契約率を確保。神奈川県は、供給は少ないが70%台の契約率は高め。ただし物件間で売れ行き格差が顕著。埼玉県が30%台で最も低く、出足の遅い物件が多い。千葉県は60%弱の契約率で、物件間で売れ行き格差が大きく、出足の遅い物件が多い。神奈川県でも拾遺物件が契約率を引き上げており、新規物件のみでは出足が鈍い物件が多くなっている。

東京都では、新規物件は「アグレシオ西国分寺Ⅳ」(7棟)、「ブルーミングガーデン清瀬秋津竹丘3丁目」(5棟)が好調。拾遺物件では「レーベンプラッツ西新井」(10棟)、「アグレシオ荻窪Ⅱ」(3棟)、「ファインコート荻窪パークプレミオ」(5棟)が好調。
神奈川県では、新規物件は「クレイドルガーデン厚木関口第14」(7棟)が健闘。拾遺物件は「グレーシアライフ上麻生」(14棟)が好調。
埼玉県では、拾遺物件は「プライムステージ大宮 百年の杜」(5棟)が好調。
千葉県では、新規物件は「ザ・パークハウスステージ新浦安 第2期1次」(18棟)が良好。拾遺物件は「グランマーレ本八幡」(12棟)が好調。

 

(都県別供給・契約動向)

■東京都:262棟 … 契約率61.5%
「ファインコート荻窪パークプレミオ」(5棟)はJR中央線・丸の内線「荻窪」駅バス5分徒歩2分。バス便立地であるが、バス便が豊富で中央線「荻窪」アクセスを前面に打ち出し、中央線検討客を取り込んだ。価格設定とバス便で来場をキャンセルする人もみられたが、バス便を苦にしない人が購入している。
■神奈川県:53棟 契約率73.6%
「グレーシアライフ上麻生」(29棟)は小田急小田原線「柿生」徒歩6分。「柿生」は各停駅であるが、徒歩6分と近く、生活利便施設は身近に揃い、開発規模、街並み構成、設備・仕様(Iot)、間取り等が評価された。オンライン説明会から来場、成約につながった。
■埼玉県:132棟 … 契約率37.1%
「プライムステージ大宮 百年の杜」(5棟)は東武野田線「北大宮」駅徒歩1分。JR京浜東北線「大宮」駅徒歩17分。JR「大宮」駅が徒歩圏、氷川神社・大宮公園が近く、立地の評価が高かった。完成販売としたため、間取りの工夫をうまく伝えることができた。
■千葉県:112棟 … 契約率58.9%
「グランマーレ本八幡」(12棟)はJR総武線「本八幡」駅徒歩19分。駅遠立地であるが、駅南側では供給が少なく、大型商業施設は自転車で利用できる距離にあり、駅距離はネックにならなかった。価格も抑えられていた。

2022年3月

【2022年3月の建売住宅市況】

供給状況

2022年3月に供給された建売住宅は59物件403棟。
前月2月(81物件・616棟)に対して物件数は▲27.2%、棟数は▲34.6%の大幅な減少となっている。
ただし、前年同月(2021年3月、44物件347棟)と比較すると、棟数は+16.1%の増加となっている。

都県別では、東京都が216棟、神奈川県が57棟、埼玉県が84棟、千葉県が46棟で、東京都が半数強を占め東京都中心の供給が続いている。
前年同月と比較すると、東京都が+72.8%、神奈川県が+3.6%、埼玉県が▲13.4%、千葉県が▲34.3%。東京都で大きく増加しており、千葉県と埼玉県で減少している。特に千葉県の減少が大きい。
都県別の供給割合(棟数ベース)は、東京都が53.6%、神奈川県が14.1%、埼玉県が20.8%、千葉県が11.4%となっている。

東京都では、新規物件の供給が中心となっており、拾遺物件の補足は少ない。新規物件では、アグレ都市デザイン、三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大和ハウス工業等が中心。拾遺物件は三井不動産レジデンシャル、アグレ都市デザイン等が中心。
神奈川県も新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件は野村不動産が中心。拾遺物件はコスモスイニシア。
埼玉県も、新規物件が中心で、拾遺物件は少ない。新規物件は一建設、中央住宅が中心。
拾遺物件は中央住宅、東栄住宅。
千葉県は新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件は飯田産業、東京セミスイハイム、アーネストワン等。拾遺物件は東栄住宅。

 

(都県別最多平均ライン:3月)

 東京都:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格6,000万円台
 神奈川県:土地100~124㎡ 、125~149㎡ 建物100~109㎡  価格5,000万円台
 埼玉県:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格3,000万円台

 千葉県:土地100~124㎡  建物100~109㎡  価格4,000万円台

 

 

契約状況

2022年3月の月間契約率は68.2%。前月2月(59.7%)から+8.5ポイントの上昇。前年同月(45.8%)と比較しても+22.4ポイントで、大きく改善している。

都県別の契約率をみると、東京都は80.1%(前年同月66.4%)、神奈川県は63.2%(同25.5%)、埼玉県は56.0%(同34.0%)、千葉県は41.3%(同41.4%)となっている。
東京都が80%と良好で、神奈川県が60%台の契約率で、好調もしくは健闘物件がやや多くみられている。埼玉県と千葉県では出足が遅い物件が多くなっており、契約率が低め。

東京都では、新規物件は「ファインコートひばりヶ丘住吉町第1・2期」(7棟)、「プラウドシーズン花小金井桜香の邸」(9棟)、「ウェリスコート吉祥寺南町 第1期1・2次」(8棟)が好調。拾遺物件では「プラウドシーズン成城コート」(6棟)、「ジオガーデン新宿西落合」(3棟)が好調。
神奈川県では、新規物件は「プラウドシーズンあざみ野ステーションウエスト」(7棟)が好調。拾遺物件は「イニシアフォーラム美しが丘」(14棟)が好調。
埼玉県では、新規物件は「レーベンプラッツさいたま新都心 第1・2期」(7棟)が健闘。
拾遺物件は「ベルフォート上尾~花と杜の小路~」(17棟)が好調。
千葉県では、新規物件は「ミライハマ稲毛海岸 第4期3・4次」(8棟)が健闘。拾遺物件は「ブルーミングガーデン千葉市若葉区千城台北1丁目」(7棟)が健闘。

 

(都県別供給・契約動向)

■東京都:216棟 … 契約率80.1%
「ジオガーデン新宿西落合」(3棟)は都営大江戸線「落合南長崎」駅徒歩5分。3区画と小規模であるが、全棟1億円以上の高額で、約2ヶ月で完売している。面積を抑えた3階建て3LDKとせず、2階建て4LDKにしたことで差別化でき、好調につながった。
■神奈川県:57棟 契約率63.2%
「イニシアフォーラム美しが丘ガーデンステージ/ノーブルステージ/ブライトステージ」(計14棟)は東急田園都市線「たまプラーザ」徒歩6分。近隣の3街区で構成。「たまプラーザ」駅徒歩10分圏、広さが確保された南雛壇などが評価されたが、導線の坂道や街区内の階段が40~50歳代にはネックとなった。30歳代には価格がネックとなった。
■埼玉県:84棟 … 契約率56.0%
「ベルフォート上尾~花と杜の小路~」(17棟)はJR高崎線「上尾」駅徒歩21分。区画整理された1種低層地域、フットパスを通してコミュニティ形成に配慮した街区構成が子育て中の若年層に評価された。駅から距離はあるが、徒歩圏内。
■千葉県:46棟 … 契約率41.3%
「ブルーミングガーデン千葉市若葉区千城台北1丁目」(7棟)は千葉都市モノレール「千城台北」駅徒歩5分。駅徒歩5分の駅近、土地・建物とも広め、小学校が近い点が評価されたが、千葉都市モノレール沿線で支線のため集客力が弱かった。

2022年2月

【2022年2月の建売住宅市況】

供給状況

2022年2月に供給された建売住宅は81物件616棟。
前月1月(47物件・349棟)に対して物件数は+72.3%、棟数は+73.5%の大幅な増加となっている。
ただし、前年同月(2021年2月、91物件659棟)と比較すると、棟数は▲6.5%でやや減少となっている。
都県別では、東京都が294棟、神奈川県が147棟、埼玉県が93棟、千葉県が76棟、茨城県が6棟で、東京都が半数強を占め東京都中心の供給が続いている。
前年同月と比較すると、東京都が+2.1%、神奈川県が+53.1%、埼玉県が▲46.9%、千葉県が▲24.0%。神奈川県で大幅に増加しており、神奈川県で100棟を超えるのは昨年10月(131棟)以来4ヶ月ぶりとなっている。特に大規模物件が供給されたわけではなく、物件数の増加が棟数の増加につながっている。東京都は前年並み、埼玉県と千葉県が減少となっている。

都県別の供給割合(棟数ベース)は、東京都が47.7%、神奈川県が23.9%、埼玉県が15.1%、千葉県が12.3%、茨城県が1.0%となっている。

東京都では、新規物件の供給が中心となっており、拾遺物件の補足は少ない。新規物件では、飯田産業、一建設、アグレ都市デザイン、三井不動産レジデンシャル等が中心。拾遺物件は三井不動産レジデンシャル、アグレ都市デザイン、野村不動産等が中心。
神奈川県も新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件はアーネストワン、三井不動産レジデンシャル、一建設等が中心。拾遺物件は住友林業、東栄住宅。
埼玉県は、新規物件が少なく、拾遺物件が中心。新規物件は東栄住宅、一建設、飯田産業、等。拾遺物件はポラスタウン開発、東栄住宅。
千葉県は新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件は飯田産業、アーネストワン、東栄住宅、三井不動産レジデンシャル、等。拾遺物件は三井不動産レジデンシャル。

 

(都県別最多平均ライン:2月)

 東京都:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格5,000万円台
 神奈川県:土地100~124㎡  建物90~99㎡、100~109㎡  価格2,000万円台、3,000万円台
 埼玉県:土地100~124㎡、125~149㎡  建物90~99㎡  価格5,000万円台

 千葉県:土地125~149㎡  建物90~99㎡  価格5,000万円台
 茨城県:土地175~199㎡  建物90~99㎡  価格2,000万円台

 

 

契約状況

2022年2月の月間契約率は59.7%。前月1月(49.6%)から+10.1ポイントの上昇。前年同月(61.6%)と比較すると▲1.9ポイントで、ほぼ前年並みの水準となっている。
新規物件をみると、三井不動産レジデンシャル「ファインコート日吉緑彩邸 第1期」等の好調がみられるものの好調・健闘物件は少なく、その他の物件では30%台までの出足の鈍い物件がとても多く、初月0%の物件も多い状況が続いている。

都県別の契約率をみると、東京都は68.7%(前年同月68.1%)、神奈川県は63.9%(同51.0%)、埼玉県は38.7%(同47.4%)、千葉県は47.4%(同78.0%)、茨城県は0.0%となっている。
東京都と神奈川県が60%台の契約率で、好調物件、健闘物件がやや多くみられている。埼玉県と千葉県の契約率が低め。

東京都では、新規物件は「ファインコート調布コンフォートプレミア第1期」(10棟)、「ジオガーデン大森山王」(8棟)、「レーベンプラッツ葛西Ⅲ第1期」(5棟)が好調。拾遺物件では「プラウドシーズン久我山静景の邸」(13棟)、「ファインコート深沢七丁目邸苑の街」(26棟)、「アグレシオ国立Ⅱ」(20棟)等が好調。
神奈川県では、新規物件は「ファインコート日吉緑彩邸第1期」(7棟)、「ファインコート青葉台二丁目第1期」(11棟)が好調。拾遺物件は「フォレストステージ横濱山手悠丘の邸」(8棟)が好調。
埼玉県では、新規物件は「クレイドルガーデン松伏町松伏第18」(7棟)が好調。拾遺物件は「EAVES浦和領家」(8棟)が好調。
千葉県では、新規物件は「ファインコート市川若宮二丁目第1期」(8棟)、「リーズン千葉・海浜幕張ワン・テラス」(6棟)拾遺物件は「ファインコート東初石三丁目おおたかの森ガーデンズ」(18棟)が健闘。

 

(都県別供給・契約動向)

■東京都:294棟 … 契約率67.8%
「ファインコート深沢七丁目邸苑の街」(26棟)は東急田園都市線「桜新町」駅徒歩17分。全棟1億円以上の高額で、駅からも徒歩17分と距離があり、青田売りではあったが、開発規模、街並み構成、住環境、グレード感などが評価され、予想以上の反響で早期完売となった。
■神奈川県:147棟 契約率63.9%
「フォレストステージ横濱山手悠丘の邸」(8棟)はJR根岸線「山手」徒歩5分。駅からの導線に階段、坂道を伴うが、来場者の購入意欲が高く、早期完売となった。横浜に愛着を持つ地元層が中心。
■埼玉県:93棟 … 契約率38.7%
「EAVES浦和領家」(8棟)はJR京浜東北線「北浦和」駅徒歩13分。土地価格や資材価格の上昇により高額設定となり、予算が届く人は少なくなったが、予算が届く人は躊躇せずに購入していた。都内など広域からも購入。
■千葉県:76棟 … 契約率47.4%
「ファインコート東初石三丁目おおたかの森ガーデンズ」(18棟)は東武野田線「初石」駅徒歩4分。「初石」駅近であるが、価格は「流山おおたかの森」レベルとなったことから客付けは厳しかったが、駅近立地、街区構成、広さ、収納などが評価された。

2022年1月

【2022年1月の建売住宅市況】

供給状況

2022年1月に供給された建売住宅は47物件349棟。
前月12月(94物件・744棟)に対して物件数は▲50.0%、棟数は▲53.1%の大きな減少。
ただし、前年同月(2021年1月、41物件337棟)と比較すると、棟数は+3.6%となっており、ほぼ同水準の供給となっている。
都県別では、東京都が181棟、神奈川県が58棟、埼玉県が51棟、千葉県が59棟で、東京都が半数強を占め東京都中心の供給が続いている。
前年同月と比較すると、東京都が+2.8%、神奈川県が+75.8%、埼玉県が▲23.9%、千葉県が▲3.3%となっている。神奈川県で大幅に増加しているが、前年同月の供給が少なかったことが要因と考えられ、棟数自体は他都県と比べてそれほど多いわけではない。埼玉県で大きく減少している。東京都と千葉県は前年並みとなっている。

都県別の供給割合(棟数ベース)は、東京都が51.9%、神奈川県が16.6%、埼玉県が14.6%、千葉県が16.9%となっている。

東京都では、新規物件の供給が中心となっており、拾遺物件の補足は少ない。新規物件では、東栄住宅、大和ハウス工業、飯田産業、等が中心。拾遺物件は三井不動産レジデンシャル、兼六土地建物、日興タカラコーポレーション、東栄住宅、等が中心。
神奈川県も新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件は野村不動産、大和ハウス工業、等。拾遺物件はモリモトホーム、大和ハウス工業。
埼玉県は、新規物件が少なく、拾遺物件が中心。新規物件は飯田産業、日興タカラコーポレーション、等。拾遺物件は中央住宅、東栄住宅、ポラスタウン開発、等。
千葉県は新規物件が中心で、拾遺物件の補足は少ない。新規物件はアーネストワン、東栄住宅、飯田産業、等。拾遺物件は東栄住宅。

 

(都県別最多平均ライン:1月)

 東京都:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格1億円以上
 神奈川県:土地125~149㎡  建物90~99㎡  価格5,000万円台
 埼玉県:土地100~124㎡  建物90~99㎡  価格4,000万円台

 千葉県:土地125~149㎡  建物100~109㎡  価格3,000万円台
 

 

契約状況

2022年1月の月間契約率は49.6%。前月12月(54.3%)から▲4.7ポイントの低下。前年同月(60.5%)と比較しても、▲10.9ポイントの大きな低下となっている。
新規物件をみると、野村不動産で「プラウドシーズン成城コート 第1期」等の好調がみられるものの好調・健闘物件は少なく、その他の物件では30%台までの出足の鈍い物件がとても多く、初月0%の物件も多く、全体として契約率が低下している。

都県別の契約率をみると、東京都は59.1%(前年同月59.1%)、神奈川県は58.6%(同84.8%)、埼玉県は41.2%(同46.3%)、千葉県は18.6%(同67.2%)となっている。
埼玉県と千葉県の契約率が低めで、特に千葉県の苦戦が目立つ。

東京都では、新規物件は「プラウドシーズン成城コート第1期」(5棟)が好調。拾遺物件では「ネクストステージ戸越公園」(3棟)、「兼六パークタウン国分寺第8期」(21棟)、「レーベンプラッツ瑞江Ⅰ」(10棟)等が好調。
神奈川県では、新規物件は「プラウドシーズン湘南藤沢六会第2期」(17棟)が好調。拾遺物件は「ネクストステージ武蔵中原Ⅱ」(17棟)が好調。
埼玉県では、拾遺物件は「森のアトリエ 鳩ケ谷」(8棟)が好調。
千葉県では、拾遺物件は「ブルーミングガーデン八千代市八千代台南3丁目」(6棟)が好調。

 

(都県別供給・契約動向)

■東京都:181棟 … 契約率59.1%
「ネクストステージ戸越公園」(3棟)は東急大井町線「戸越公園」駅徒歩5分。土地面積を抑えた3階建て物件。やや高めの価格設定ながら地元客が購入し早期完売。周辺の新築マンション相場は高騰しており、広さと値頃感が受け入れられた。
■神奈川県:58棟 契約率58.6%
「ネクストステージ武蔵中原Ⅱ」(16棟)はJR南武線「武蔵中原」徒歩18分。駅から距離はあるが、5,000万円台後半中心の価格、周辺環境の良さ、平坦な導線などが評価された。30歳代の大手企業勤務者が中心。
■埼玉県:51棟 … 契約率41.2%
「森のアトリエ鳩ケ谷」(8棟)は埼玉高速鉄道「鳩ケ谷」駅徒歩11分。発売開始時に5棟が成約し、建物完成前に完売。駅徒歩圏の高台立地、開放感のある街並み、南北線乗入れで都内へ直通アクセス等により高めの価格設定ながら早期完売。
■千葉県:59棟 … 契約率18.6%
「ブルーミングガーデン八千代市八千代台南3丁目」(6棟)は京成本線「八千代台」駅徒歩9分。駅徒歩10分圏内で静かな住環境、日照条件も良好、土地38坪で2台駐車場等が評価され、3,000万円台後半の価格は地元一次取得層にとって値頃感があった。

TOPへ戻る