市場データ

首都圏分譲マンション市場動向(2020年)

2020年8月

【2020年8月の分譲マンション市況】

8月の供給は2,304戸。供給戸数は23区が対前年同月比で▲47.1%の大幅減少。
一方で、神奈川県や千葉県等の郊外物件の供給が増加。

2020年(令和2年)8月の首都圏マンション市場は、新規供給ベースで138物件2,304戸(このうち新規物件のデビューは43物件・1,410戸)だった。前年(2019年)8月の126物件2,438戸に比べて▲134戸・▲5.5%の減少。エリア別では23区が対前年比▲47.1%(2019年8月:1,624戸→2020年8月:859戸)で大幅な減少。一方で、神奈川県 (2019年8月:343戸→2020年8月:475戸)と千葉県(2019年8月:52戸→2020年8月:548戸)が大幅な増加となった。コロナウィルスの影響により在宅勤務やリモート化が進んでいることから、郊外物件の人気回復による供給増加が考えられる。

※年次別同期比
2015年(平成27年)8月:3,433戸(1~8月:30,193戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)8月:3,782戸(1~8月:25,786戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)8月:3,365戸(1~8月:24,357戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)8月:1,817戸(1~8月:23,936戸)→年間計 39,574戸
2019年(令和元年)8月:2,438戸(1~8月:21,394戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)8月:2,304戸(1~8月:16,378戸)→※前年より5,016戸下回る。

 

8月の総戸数150戸を超える大型・大規模新規物件は以下の4物件(前年同月1物件)。※④は以前から販売している物件。
①マリモ・他「ポレスター昭和記念公園」(昭島市:全168戸/販売51戸)
②住友不動産・他「シティテラス横浜」(横浜市西区:全313戸/販売57戸)
③三井不動産レジデンシャル「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」(船橋市:全231戸/販売63戸)
④フージャースコーポレーション「デュオヒルズ・ザ・グラン」(柏市:全253戸/販売253戸)

8月の首都圏全体の平均坪単価は@291.0万円/坪で2ヶ月連続の下落。前月(@296.3万円/坪)に続いて2ヶ月連続の@290万円台となった。都県別では、東京都@385.9万円/坪(23区:@427.0万円/坪、都下:@272.5万円/坪)、神奈川県@292.6万円/坪、埼玉県@233.8万円/坪、千葉県@175.0万円/坪。東京都は前年同月(2019年8月:@324万円/坪)に比べて大幅な上昇となった。平均価格は5,544万円で3ヶ月連続の下落(6月5,947万円、7月5,692万円)、平均専有面積は62.98㎡で3ヶ月連続60㎡台前半(6月62.72㎡、7月63.51㎡)が継続している。

 

契約率は76.3%、完売率は36.2%で、契約率は4か月連続で下落。
個別物件では、郊外での好調物件が目立つ。

契約率は76.3%・完売率は36.2%で、前年同月に比べ契約率は▲3.2ポイント・完売率は▲0.3ポイント(2019年8月の契約率は79.5%・完売率は36.5%)となっている。契約率は、3か月連続で下落し、先月に続き70%台後半となった。コロナウィルスの影響で販売が自粛された5月以降、供給戸数が少ないこともあり契約率は下落傾向にある(5月93.9%→6月81.0%→7月78.1% )。一方で、完売率は今年に入って2番目に高く、売れ行き好調物件と厳しい物件との格差が広がっている模様。

 上記大型・大規模新規物件の「ポレスター昭和記念公園」が即日完売と好調な売れ行き。「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」も契約率80%超えで順調な売れ行き。中小規模物件では「プレミスト北浦和ブライトフォート」(さいたま市中央区:全87戸/販売42戸)が完売。「ザ・パークハウス鎌倉」(鎌倉市:全23戸/販売18戸)、「エクセレントシティ北小金」(松戸市:全67戸/販売20戸)、「浦安ワンダフルプロジェクト」(浦安市:全77戸/販売32戸)等が順調な売れ行きで、郊外物件の好調さが目立った。

 

9月も新規物件が少なく、2,000戸前後の供給予想。
コロナウィルスの影響により、しばらくの間は低調な供給戸数が継続する模様。

9月は新規物件が少なく2,000戸前後の供給予想。大型・大規模物件は、「プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ」(豊島区:全248戸)、「メイツ西白井」(白井市:全270戸)の2物件。今後のコロナウィルスの影響次第で販売状況が変化する可能性はあるものの、しばらくの間は低調な供給が継続する模様。

 

2020年7月

【2020年7月の分譲マンション市況】

7月の供給は2,801戸で、前年同月比+460戸・+19.6%の増加。
供給戸数、新規棟数は今年に入って最も多かった。

2020年(令和2年)7月の首都圏マンション市場は、131物件2,801戸(このうち新規物件のデビューは37物件・1,487戸)で、前年同月の153物件2,341戸に比べて+460戸・+19.6%の増加。供給戸数は今年に入って最も多く、2月以来5ヶ月ぶりに前年同月を上回った。物件数も今年に入って2番目に多い件数となる。新規供給は棟数ベースで今年に入って最も多く、戸数も2番目に多かった。

※年次別同期比
2015年(平成27年)7月:4,728戸(1~7月:26,760戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)7月:3,612戸(1~7月:22,004戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)7月:3,766戸(1~7月:20,992戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)7月:3,499戸(1~7月:22,119戸)→年間計 39,574戸
2019年(令和元年)7月:2,341戸(1~7月:18,956戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)7月:2,801戸(1~7月:14,074戸)→※前年より4,882戸下回る。

 

7月の総戸数150戸を超える大型・大規模新規物件は以下の5物件(前年同月3物件)。
①三菱地所レジデンス・他「ザ・パークハウス三田ガーデン レジデンス & タワー」(港区:全266戸/販売63戸)
②三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス市谷加賀町レジデンス(定借 )」(新宿区:全228戸/販売118戸)
③大成有楽不動産「オーベルグランディオ八王子エアーズ」(八王子市:全168戸/販売32戸)
④積水化学工業「ハイムスイート朝霞」(朝霞市:全213戸/販売100戸)
⑤三井不動産レジデンシャル「パークシティ柏の葉キャンパス サウスマークタワー」(柏市:全364戸/121戸)

7月の首都圏全体の平均坪単価は@296.3万円/坪で、2ヶ月ぶりに@300万円/坪を下回った。都県別では東京都@369.6万円/坪(23区:@392.5万円/坪、都下:@287.5万円/坪)、神奈川県@264.2万円/坪、埼玉県@213.7万円/坪、千葉県@217.0万円/坪。平均価格は5,692万円で2ヵ月連続5,000万円台が継続。平均面積は63.51㎡で2ヶ月連続60㎡台前半となった。

 

7月の契約率は78.1%、完売率は24.4%。
契約率は4ヵ月ぶりに80%を下回った。

契約率は78.1%・完売率は24.4%で、前年同月に比べ契約率は+10.3ポイント・完売率は▲6.3ポイント(2019年7月の契約率は67.8%・完売率は30.7%)となった。契約率は、4ヵ月ぶりに80%を下回った。また、平均完売率は今年に入って最も低かった(3月の26.7%を下回る)。

上記大型・大規模新規物件では「パークシティ柏の葉キャンパス サウスマークタワー」が完売。「ザ・パークハウス市谷加賀町レジデンス(定借 )」も順調な売れ行き。また、中小規模物件では「クレヴィア日本橋水天宮前HAMACHO RESIDENCE」(中央区:全33戸/販売21戸)、「クレヴィア西荻窪」(杉並区:全30戸/販売19戸)、「エクセレントシティ青葉台ザ・スカイ」(横浜市青葉区:全45戸/販売20戸)、「エクセレントシティ新八柱駅前」(松戸市:全42戸/販売20戸)等が順調な売れ行き。

 

8月は1,500戸前後の供給予想。
大型・大規模物件の新規デビューが2物件の予定。

8月は例年お盆休みを挟むため毎年供給量が少なく、1,500戸前後の供給予想。大型・大規模物件の新規デビューは、「ポレスター昭和記念公園」(昭島市/全168戸)、「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」(船橋市/全231戸)の2物件。

2020年6月

【2020年6月の分譲マンション市況】

6月の供給は1,854戸、1~6月の上半期合計は11,273戸で前年を5,342戸下回る。
コロナウィルスの影響を受け供給は大幅な減少。

2020年(令和2年)6月の首都圏マンション市場は、99物件1,854戸(このうち新規物件のデビューは29物件・1,202戸)で、前年同月の167物件3,022戸に比べて▲1,168戸・▲38.6%の減少となり、4ヶ月連続で前年同月の供給戸数を下回った。月別でみると今年に入ってから3,000戸を超えた月は1回もなく、4~6月は2,000戸を下回っており、1~6月の上半期の累計は11,273戸、前年比▲5,342戸の減少。コロナウィルスの影響により、供給はこのままのペースでいくと大幅な減少となる。6月の新規物件は29件、新規戸数は1,202戸で3か月ぶりに1,000戸超えとなった。新規だけでみれば昨年同月に比べ件数は横ばい、戸数は若干の増加となった。

※年次別同期比
2015年(平成27年)6月:3,763戸(1~6月:22,032戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)6月:2,505戸(1~6月:18,392戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)6月:2,755戸(1~6月:17,226戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)6月:3,228戸(1~6月:18,620戸)→年間計 39,574戸
2019年(令和元年)6月:3,022戸(1~6月:16,615戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)6月:1,854戸(1~6月:11,273戸)→※前年より5,342戸下回る。

 

6月の総戸数150戸を超える大型・大規模新規物件は以下の3物件(前年同月2物件)である。
①東京建物「Brillia Tower有明 MID CROSS」(江東区:全300戸/販売62戸)
②三井不動産レジデンシャル「パークホームズ柏タワーレジデンス」(柏市:全191戸/販売80戸)
③東武鉄道・他「ソライエグラン流山おおたかの森」(流山市:全794戸/販売198戸)

6月の首都圏全体の平均坪単価は@314.4万円で、3か月ぶりに@300万円を超えた。都県別では東京都@409.0万円/坪(23区の平均坪単価は@431.6万円/坪)で、4か月ぶりに@400万円/坪超えとなった。神奈川県@238.9万円/坪、埼玉県@236.5万円/坪、千葉県@207.7万円/坪。首都圏全体の平均価格は5,947万円で、6,000万円に迫る勢い。平均専有面積は62.72㎡で60㎡超となった。

 

6月の契約率は81.0%・完売率は33.3%。
契約率は3ヶ月連続で80%を上回った。

契約率は81.0%・完売率は33.3%で、前年同月に比べ契約率は+11.3ポイント・完売率は+1.0ポイント(2019年6月の契約率は69.7%・完売率は32.3%)。契約率は3ヶ月連続で80%超え、完売率は30%超えとなった。

大型・大規模物件としては、「ソライエグラン流山おおたかの森」が完売。中小規模物件では「エクセレントシティ南行徳一丁目」(浦安市:全57戸/販売24戸)、「エクセレントシティ鎌ヶ谷駅前」(鎌ヶ谷市:全74戸/販売25戸)、「ルネ南柏駅前」(柏市:全59戸/販売28戸)等、千葉県物件が目立った。

 

7月の供給量は2,000戸前後の予想。
大型・大規模物件の新規デビューが5物件の予定。

7月は大型・大規模物件の新規デビューが5物件の予定で、供給量は2,000戸前後となる見込み。具体的には、「ザ・パークハウス三田ガーデン レジデンス & タワー」(港区:全266戸)、「ザ・パークハウス市谷加賀町レジデンス」(新宿区:全228戸)、「オーベルグランディオ八王子エアーズ」(八王子市:全168戸)、「シティテラス横浜」(横浜市西区:全229戸)、「ルピアグランデ柏」(柏市:全196戸)が挙げられる。

 

2020年5月

【2020年5月の分譲マンション市況】

5月の供給は新規供給ベースで41物件・1,378戸。
1~5月の供給戸数は9,419戸で前年を4,174戸下回る。

2020年(令和2年)5月の首都圏マンション市場は、新規供給ベースで41物件1,378戸(うち新規物件のデビューは18物件・865戸)で、前年同月の174物件2,687戸に比べ▲1,309戸、▲48.7%の減少。5月はコロナウィルスの影響により非常事態宣言が出ている中での新規発売は少なく、掲載物件は以前から販売していた物件が多い。1~5月供給戸数は9,419戸に留まり、10,000戸を下回っている状況。前年の1~5月(13,593戸)に比べ▲4,174戸、▲30.7%となっている。

※年次別同期比
2015年(平成27年)5月:3,990戸(1~5月:18,269戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)5月:4,183戸(1~5月:15,887戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)5月:3,199戸(1~5月:14,471戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)5月:2,835戸(1~5月:15,392戸)→年間計 39,574戸
2019年(令和元年)5月:2,687戸(1~5月:13,593戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)5月:1,378戸(1~5月:9,419戸)→※前年より4,174戸下回る。

 

総戸数150戸を超える5月の大型・大規模新規物件は以下の1物件(前年同月2物件)である。※実際は4月発売。
○三井不動産レジデンシャル・他「パークホームズ茅ヶ崎中央公園」(茅ケ崎市:全160戸/販売55戸)

5月の平均坪単価は@271.0万円/坪で、先月に引き続き(4月:268.2万円/坪)300万円/坪を下回った。都県別では東京都@369.2万円/坪、神奈川県@274.0万円/坪、埼玉県@161.8万円/坪、千葉県@184.4万円/坪。平均価格は4,401万円、平均専有面積は53.69㎡。平均価格は5,000万円を下回り、平均専有面積は55㎡を下回った(投資用マンションも300戸強あり)。

 

5月の契約率は93.8%・完売率は56.1%。
完売物件の掲載が多く、契約率、完売率は高い数値となった。

契約率は93.8%・完売率は56.1%で、前年同月に比べ契約率は+24.5ポイント・完売率は+29.1ポイント(2019年5月の契約率は69.3%・完売率は27.0%)となった。5月は発売物件が少なく、実際は4月以前に発売された物件の掲載が多く、契約率、完売率は高い数値となった。

上記大型・大規模新規物件は「パークホームズ茅ヶ崎中央公園」が契約率90%以上で好調な売れ行き。中小規模物件では、「ルジェンテ練馬豊島園」(練馬区:全44戸/販売39戸)、「クレヴィア南千住RIVER SIDE TWIN」(荒川区:全64戸/販売20戸)、「ルジェンテ新中野 STATION ONE」(中野区:全49戸/販売19戸)等が、好調な売れ行き。

 

6月も新規物件の供給が少なく供給は2,000戸前後を予想。
緊急事態宣言解除により4、5月に比べると供給量はやや増える見込み。

6月は新規物件の供給が少なく2,000戸前後の予想。緊急事態宣言解除により4、5月に比べると供給量はやや増える見込み。6月の大型・大規模物件は、「Brillia Tower有明 MID CROSS」(江東区:全300戸)、「パークホームズ柏タワーレジデンス」(柏市:全191戸)、「パークシティ柏の葉キャンパス サウスマークタワー」(柏市:全364戸)等が挙げられる。

2020年4月

【2020年4月の分譲マンション市況】

4月の供給は37物件、987戸。
コロナウィルスの影響により、1,000戸を下回る供給戸数となる。

2020年4月の首都圏マンション市場は、37物件987戸(うち新規物件のデビューは17物件・873戸)で、前年同月の140物件1,883戸に比べ▲896戸、▲47.6%の減少。供給戸数は1,000戸を下回り、コロナウィルスの影響により大幅な減少となった。2020年1~4月の供給は8,041戸で、前年を2,865戸下回った。過去5年間の供給実績をみても、大幅に下回る水準で推移している。今月は新規比率の割合が高く、全987戸中873戸が新規物件で、新規比率は88.4%となった。

※年次別同期比
2015年(平成27年)4月:2,977戸(1~4月:14,279戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)4月:2,867戸(1~4月:11,704戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)4月:2,406戸(1~4月:11,272戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)4月:3,118戸(1~4月:12,577戸)→年間計 39,574戸
2019年(平成31年)4月:1,883戸(1~4月:10,906戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)4月:987戸(1~4月:8,041戸)→※前年より2,865戸下回る。

 

総戸数150戸を超える4月の大型・大規模新規物件は以下の2物件(前年同月1物件)である。※「デュオヒルズ柏」は以前から発売されている物件。
①野村不動産・他「プラウドタワー亀戸クロス」(江東区:全934戸/販売150戸)
②フージャースコーポレーション「デュオヒルズ柏」(柏市:全154戸/販売154戸)

4月の首都圏全体の平均坪単価は@268.2万円/坪で、2019年12月以来4ヶ月ぶりに300万円台を下回った。平均価格は5,401万円で、2ヶ月ぶりに6,000万円を下回った。平均坪単価、平均価格は今年に入って最も低かった。一方で、平均専有面積は66.56㎡で、2ヶ月連続で60㎡台が継続。23区物件が減り、郊外物件が増えたことが要因。4月の都県別は、東京都@352.8万円/坪、神奈川県@259.9万円/坪、埼玉県@278.7万円/坪、千葉県@157.6万円/坪。※当月は物件件数が少なく、各県別の供給戸数のばらつきが大きいため平均坪単価に差がみられる。

 

4月の契約率は81.4%、完売率は29.7%。
契約率、完売率ともに前年同月を上回る。

契約率は81.4%・完売率は29.7%で、前年同月に比べ契約率は+6.5ポイント・完売率は+4.0ポイント(2019年4月の契約率は74.9%・完売率は25.7%)となっている。契約率、完売率ともに前年同月を上回っている。契約率は2016年5月(80.5%)以来48ヶ月ぶりに80%超えとなった。

大型・大規模物件としては、「プラウドタワー亀戸クロス」が好調な売れ行き。中小規模新規物件では「パレステージ六町Ⅳ」(足立区:全56戸/販売54戸)、「ウィルレーナ目白」(新宿区:全34戸/販売9戸)、「クレアホームズ喜多見」(狛江市:全30戸/販売11戸)、「ミオカステーロ橋本」(相模原市緑区:全42戸/販売36戸)等が順調な売れ行き。

 

5月の供給は1,000戸を下回る予想。
4月同様にコロナウィルスの影響により供給戸数は大幅な減少となる模様。

5月は1,000戸を下回る供給が予想される。大型・大規模物件の新規デビューの予定はなし。コロナウィルスの影響により、4月以降販売を停止している物件も多く、供給戸数は前年同月に比べ大幅な減少が予想される。

2020年3月

【2020年3月の分譲マンション市況】

3月の供給は2,265戸で前年同月▲1,837戸・▲44.8%の大幅減少。
1~3月では前年に比べて▲1,969戸下回る。

 2020年(令和2年)3月の首都圏マンション市場は、116物件2,265戸(うち新規物件のデビューは27物件・1,241戸)で、前年同月の177物件4,102戸に比べて▲1,837戸・▲44.8%の減少となった。月別の供給戸数は今年に入ってから3ヶ月連続で2,000戸台が継続、1~3月では前年に比べて▲1,969戸減少となった。また、新規棟数は27件、新規戸数は1,241戸で、いずれも今年に入ってから最も少なかった。

※年次別同期比
2015年(平成27年)3月:4,483戸(1~3月:11,302戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)3月:3,604戸(1~3月:8,837戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)3月:3,532戸(1~3月:8,866戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)3月:3,437戸(1~3月:9,439戸)→年間計 39,574戸
2019年(平成31年)3月:4,102戸(1~3月:9,023戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)3月:2,265戸(1~3月:7,054戸)→※前年より1,969戸下回る。

 

総戸数150戸を超える3月の大型・大規模新規物件は以下の6物件(前年同月9物件)である。
①旭化成不動産レジデンス「アトラス築地」(中央区:全161戸/販売50戸)
②東急不動産・他「ブランズタワー芝浦」(港区:全482戸/販売132戸)
③野村不動産「プラウドタワー金町」(葛飾区:全190戸/販売105戸)
④住友不動産「シティハウス下目黒」(目黒区:全196戸/販売31戸)
⑤名鉄不動産・他「パークビレッジ南町田」(町田市:全582戸/販売60戸)
⑥京浜急行電鉄「プライムスタイル川崎」(川崎市川崎区:全168戸/販売63戸))

3月の平均坪単価は@330.5万円/坪で、3ヶ月連続で@300万円を上回った。都県別では東京都@396.7万円/坪、神奈川県@274.0万円/坪、埼玉県@216.0万円/坪、千葉県@216.2万円/坪。都県別の供給戸数は、東京都が1,309戸で全体の57.8%を占めた。そのうち23区が1,165戸(51.4%)、都下が144戸(6.4%)。

 

契約率は74.5%・完売率は26.7%。
契約率は3ヶ月連続で70%台を推移。

契約率は74.5%・完売率は26.7%で、前年同月に比べ契約率は+2.0ポイント・完売率は▲2.1ポイント(2019年3月の契約率は72.5%・完売率は28.8%)となっている。契約率は3ヶ月連続70%台で推移。

3月は上記大型・大規模物件で「アトラス築地」、「プラウドタワー金町」、「パークビレッジ南町田」が契約率80%以上で好調な売れ行き。中小規模物件では、「パークホームズ日本橋浜町ザ・レジデンス」(中央区:全45戸/販売23戸)、「パークホームズ成城」(世田谷区:全39戸/販売31戸)、「クレヴィア赤羽ステーションテラス」(北区:全88戸/販売24戸)、「バウス津田沼」(習志野市:全101戸/販売70戸)等が順調な売れ行き。

 

4月の供給戸数は1,000戸前後の供給予想。
コロナウィルスの影響により供給戸数は大幅な減少となる模様。

4月は1,000戸前後の供給が予想される。大型・大規模物件の新規デビューは「パークホームズ茅ヶ崎中央公園」(茅ヶ崎市:全160戸)の1物件。 コロナウィルスの影響により、販売を停止している物件も多く、供給戸数は大幅に減少することが予想される。

2020年2月

【2020年2月の分譲マンション市況】

2月の供給は2,699戸で、供給戸数は6ヶ月ぶりに前年同月を上回った。
東京都の平均坪単価は@400万円超。

2020年(令和2年)2月の首都圏マンション市場は、新規供給ベースで140物件2,699戸(このうち新規物件のデビューは35物件・1,509戸)で、前年同月の177物件2,602戸に比べて+97戸・+3.7%の増加。供給戸数は6ヶ月ぶりで前年同月を上回った。1~2月の供給戸数は前年に比べ132戸少なく、今年に入ってから2ヶ月連続で2,000戸台。今年も前年並みの供給量でスタートしている。

※年次別同期比
2015年(平成27年)2月:3,303戸(1~2月:6,819戸)→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)2月:2,742戸(1~2月:5,233戸)→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)2月:2,721戸(1~2月:5,334戸)→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)2月:3,140戸(1~2月:6,002戸)→年間計 39,574戸
2019年(平成31年)2月:2,602戸(1~2月:4,921戸)→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)2月:2,699戸(1~2月:4,789戸)→※前年より132戸少ない。

 

総戸数150戸を超える2月の大型・大規模新規物件は以下の2物件(前年同月3物件)である。
①三菱地所レジデンス・他「ザ・パークハウス高輪タワー」(港区:全164戸/販売91戸)
②コスモスイニシア・他「イニシア板橋 桜レジデンス」(板橋区:全152戸/販売62戸)

2月の首都圏全体の平均坪単価は@329.3万円/坪で、前年同月(@307.9万円/坪)より上昇。平均坪単価は2ヶ月連続で@300万円超えとなった(今年1月:366.4万円/坪)。都県別では東京都@404.5万円/坪、神奈川県@255.7万円/坪、埼玉県@253.1万円/坪、千葉県@195.7万円/坪。東京都は@400万円超え、埼玉県の平均坪単価が高めであった。平均価格は5,827万円で3ヶ月ぶりに6,000万円を下回った。平均面積は先月に引き続き2ヶ月連続で58㎡台と60㎡を下回った。投資用の1Rやコンパクト物件が多く、専有面積圧縮化が顕著。

 

契約率は79.1%・完売率は33.6%。
契約率は2ヵ月連続で70%台が継続。

契約率は79.1%・完売率は33.6%で、前年同月に比べ契約率は+5.9ポイント・完売率は+6.5ポイント(2019年2月の契約率は73.2%・完売率は27.1%)。契約率は80%に迫る勢いで、2カ月連続で70%台が継続。都県別の契約率は、東京都(75.2%)、神奈川県(89.4%)、埼玉県(73.9%)、千葉県(59.6%)で、千葉県を除いた全エリアで70%超となった。

上記大型・大規模物件は、「ザ・パークハウス高輪タワー」が順調な売れ行き。中小規模物件では、「ノブレス相模大野」(相模原市南区:全118戸/37戸)等が完売。「アージョ大崎」(品川区:全31戸/販売25戸)、「パークホームズ川越 ザ レジデンス」(川越市:全71戸/販売32戸)等が順調な売れ行き。

 

3月は3,000戸前後の供給予想。
都内を中心に大型・大規模物件の新規デビューが9物件予定。

3月は3,000戸前後の供給が予想される。新規大型・大規模物件は「アトラス築地」(中央区:全161戸)、「ブランズタワー芝浦」(港区:全482戸)、「シティハウス下目黒」(目黒区:全196戸)、「プラウドタワー亀戸クロス」(江東区:全934戸)、「プラウドタワー金町」(葛飾区:全190戸)、「パークビレッジ南町田」(町田市:全582戸)、「プライムスタイル川崎」(川崎市川崎区:全168戸)、「ハイムスイート朝霞」(朝霞市:全213戸)、「ソライエグラン流山おおたかの森」(流山市:全794戸)が挙げられる。

2020年1月

【2020年1月の分譲マンション市況】

1月の供給は2,090戸、前年同月よりも▲9.9%の減少。
平均面積は58.43㎡で、7ヶ月ぶりに60㎡を下回る。

2020年(令和2年)1月の首都圏マンション市場は、新規供給ベースで104物件2,090戸(このうち新規物件のデビューは32物件・1,386戸)で、前年同月の151物件2,319戸に比べて▲229戸・▲9.9%となった。1月は「年末、年始休暇」が有るために月間供給量が少なく、ここ数年1月は2,000戸台の供給で推移している。

※年次別同期比
2015年(平成27年)1月:3,516戸→年間計 45,938戸
2016年(平成28年)1月:2,486戸→年間計 39,175戸
2017年(平成29年)1月:2,613戸→年間計 39,292戸
2018年(平成30年)1月:2,862戸→年間計 39,574戸
2019年(平成31年)1月:2,319戸→年間計 34,141戸
2020年(令和 2年)1月:2,090戸→※前年より229戸少ないスタート。

1月の都県別供給は、東京都1,486戸(71.1%)※23区は1,251戸(59.9%)・都下は235戸(11.2%)、神奈川県224戸(10.7%)、埼玉県167戸(8.0%)、千葉県213戸(10.2%)で、23区が全体の約60%の割合を占めた。都下を含めたその他の県は10%前後に留まった。

総戸数150戸を超える1月の大型・大規模新規物件は以下の3物件(前年同月4物件)である。
①東京建物・他「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」(港区:全1,247戸/323戸)
②東急不動産・他「ブランズシティ調布」(調布市:全305戸/販売42戸)
③タカラレーベン・他「レーベン検見川浜GRANVARDI」(千葉市美浜区:全288戸/販売84戸)

1月の首都圏全体の平均坪単価は@366.4万円/坪、平均価格は6,476万円。特に23区では「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」が、平均坪単価@690.8万円/坪、平均価格1.5億円を超える高額物件で価格を押し上げた。都県別では東京都@439.3円/坪、神奈川県@279.0万円/坪、埼玉県@193.3万円/坪、千葉県@189.8万円/坪となっている。また、全体の平均面積は58.43㎡で、2019年6月(59.40㎡)以来、7ヶ月ぶりに60㎡を下回った。

 

契約率は74.1%、完売率は27.9%。
契約率は5ヶ月ぶりに70%を上回る。

契約率は74.1%・完売率は27.9%であり、前年同月比で契約率は+7.0ポイント・完売率は▲3.9ポイント(2019年1月の契約率は67.1%・完売率は31.8%)となった。契約率は、5ヶ月ぶりに70%を上回った。都県別の契約率では、東京都76.9%(23区79.1%、都下65.1%)、神奈川県70.5%、埼玉県59.3%、千葉県69.5%。23区の契約率が高く、80%に迫る勢い。
上記大型・大規模物件は、「ブランズシティ調布」が契約率80%弱でまずまずの売れ行き。中小規模物件では、「アトラス練馬レジデンス」(練馬区:全39戸/販売20戸)、「ザ・パークワンズ門前仲町」(江東区:全60戸/販売44戸)、「エクセレントシティ船堀Ⅳ レシェンテ」(江戸川区:全27戸/販売10戸)、「レジデンシャル上板橋パークゲート」(板橋区:全57戸/販売46戸)、「サーパス春日部ゲートレジデンス」(春日部市:全39戸/販売35戸)が好調な売れ行き。

 

2月は2,000戸前後の供給予想。
1月に引き続き供給は少ない。

2月の全体の供給量は2,000戸前後になる見込み。大型・大規模物件の新規デビューは、「ザ・パークハウス高輪タワー」(港区:164戸)、「イニシア板橋 桜レジデンス」(板橋区:全152戸)、「アトラス築地」(中央区:全161戸)等が挙げられる。

TOPへ戻る