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首都圏建売住宅市場

総括:首都圏マンション市場~2001年を振り返って

「KOHKEN REALTY MONTHLY REPORT 建売住宅編」より

12月は大規模物件の新規デビューが重なり9,460戸の大量供給。年間では96,861戸(公的含む)で昨年に次ぐ供給量。
・ まず、2001年(平成13年)12月の首都圏マンション市場だが、新規供給ベースで237物件9,460戸、民間のみでも232物件・9,190戸の大量供給だった(前月7,880戸)。前年同月の186物件8,979戸に比べ481戸・5.4%の増加で、年間では96,861戸(公的含む)に達し、史上最多・10万戸越えとなった昨年に次ぐ大量供給となった(1999年から3年連続で9万戸超えの大量供給)。秋口からプレ活動中の大型物件などが、12月に入り一斉に販売を開始したケースが多く、中でも新浦安エリアで新規・継続販売物件を含め供給が集中した。

・ 12月の契約率は86.2%・完売率は47.8%で、前年同月の86.3%・53.0%に比べれば▲0.1ポイント・▲5.2ポイントの減少となった。しかしながら契約率・完売率とも高い数値で、これは大型物件の人気が全体数値を引き上げていることに加え、成約可能戸数のみを市場に出すという期分け販売や、水面下で販売していた優先分譲の発表が12月に多かった事等も挙げられる。

・ 総戸数150戸を超える12月の大型物件新規デビューは、以下の26物件である。

(1) 東栄住宅「エスト・グランディール横濱関内」<中区:全156戸>
(2) 明和地所「クリオレミントンハウス阿佐ヶ谷」<杉並区:全187戸>
(3) ゼファー「ゼファー所沢ペップスパーク」<所沢市:全230戸>
(4) リテック・コンサルタンツ 他「アルスつくし野デュープレックス コムーネの丘」<町田市:全233戸>
(5) 野村不動産 他「ファインストーリア」<稲城市:全653戸>
(6) ダイア建設 他「ザ・タワーグランディア」 <豊島区:全354戸>
(7) ジョイント・コーポレーション 他「SOUTH SQUARE」<世田谷区:全166戸>
(8) 伊藤忠都市開発 他 「アールフォーラム新浦安」<浦安市:全204戸>
(9) 総合地所 他「グランヴィータ光が丘公園」<和光市:全201戸>
(10) 相模鉄道「グレーシアパーク湘南平塚」<平塚市:全310戸>
(11) 名鉄不動産 他「ソル・シエーナ川口」<川口市:全248戸>
(12) リクルートコスモス「コスモ木場キャナルブリーズ」<江東区:全207戸>
(13) リクルートコスモス 他「コスモフォーラム武蔵小金井」<小金井市:全182戸>
(14) サンウッド 他「ガーデンコート成城」<世田谷区:全169戸>
(15) 新日鉄都市開発 他「セレナヴィータ新浦安」<浦安市:全600戸>
(16) 日本鉄道建設公団 他「ナイスビューリヨン横濱鶴見」<鶴見区:全157戸>
(17) 日商岩井 他「エアレジデンス新浦安プレミアムタワーズ」<浦安市・全430戸>
(18) ゼファー「ゼファー横濱サン・コリーヌ神之木公園」<神奈川区:全163戸>
(19) 横須賀市 他「よこすか海辺ニュータウン リーデンス・コート」<横須賀市:全244戸>
(20) 大京 他「ソルジェガーデン」<青葉区:全289戸>
(21) 野村不動産 他「大倉山ソルプレイス」<港北区:全162戸>
(22) トータルハウジング 他「東京ガーデンフォーラム」<板橋区:全299戸)
(23) ニチモ「東京ベイ・リベロシティ」<江東区:全167戸>
(24) 日商岩井 他「C-BLESS」<美浜区・全409戸>
(25) モリモト「クレッセント ユーパリノスの丘」<鶴見区:全226戸>
(26) 東京建物 他「シエルズガーデン」(大田区:全486戸)
秋口から集客数の減少・売行きの低下が顕在化、大規模物件にも売行きの選別化が進行。仕様・設備、販売面でも各社が工夫を凝らす。
・ 2001年も超高層や大規模面開発物件が牽引する形で、高水準な供給が行われた。都県別の供給は、大勢ではほぼ例年並みの傾向と言えるが、千葉県での供給が湾岸・内陸部を併せて若干多めだった。また細かく見ると、京王相模原線沿線や新浦安などで大型物件の供給が集中したのが特徴的である。

・ 商品面ではブロードバンドのネット接続・SI住宅・ユニバーサルデザイン・自走式を中心とした駐車場100%設置・ディスポーザーなど、入居後からの設置が難しい仕様・設備の採用で差別化を図るケースが目立った他、住宅性能評価書を取得した物件も増加してきた。

・ 売れ行きは、春頃から物件規模による人気格差が現れていたが、秋口より集客数の減少や契約率の低下がより明確になってきた。3年連続した大量供給や長引く不況などの要因からか消費マインドが低下していると思われる。大規模物件や超高層タワー物件にも売れ行きに格差が見られ、結果的にプレ販売期間の長期化や細かい期分け小ロット販売などが目立つようになってきた。

・ 販売手法では、各社ともホームページの利用は一般化し、更なるネット販売への模索が伺える他、広告面では俳優・モデルなどのキャラクターを用いるケースが多くなってきている。
2002年も大型物件主導で大量供給基調が継続、供給エリアの集中も見られる。1月は4,000戸台の供給見込み。
・ 今年も当面は昨年同様の大規模物件主導の市場が継続すると思われる。さいたま市・上尾市エリア、東横線沿線、東京湾岸エリアなどの新規大規模物件の広告が目立っている。

・ 住宅情報や広告ベースによる1月の供給予想は約3,000戸で実際には4,000戸台の戸数になると思われる。

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